プロセスワーク見立て講座の感想
映画監督 纐纈あやさん
人に関わる仕事をする人へ☆プロセスワーク「見立て講座」連続編に参加して
今回は、私自身が人と関わる仕事をしている中で、行き詰まっている状況があり、少しでも改善するきっかけになればと考えて参加しました。
４回にわたる講座を受けた今、実感していることは、仕事以前に、まずは自分自身や一番身近な家族との間で起きていることを、自分の中で深めて考えていくことで、様々な気づきを得ることができるということ。そして、そこから学び、改善することで、自分を取り巻くすべての人間関係、ひいては環境にも影響を及ぼしていくのだ、ということです。
参加者は私を含めて３人でした。１人は以前からの友人で、もう1人はこの講座で初めて知り合った方でした。ひと月に1回、２時間半たっぷり使って、まずはそれぞれが今起きている対人関係で、困っていることや悩んでいることをざっくばらんに話していきます。それを林さんにプロセスワークの技術をレクチャーいただきながら、また他の参加者からも感想やアドバイスをもらいながら、自分自身の中で気づきを得ていきました。腑に落ちる感じ、そうか！と膝を叩きたくなることが何度もあり、その度に自分の中での視点の変革が起こりました。頭も心もすっきりとする感じ。そしてその度に、だいじょうぶ！というこれからの未来への希望のようなものが湧いてきました。プロセスワークによって、今までの自分の感情や思考をもう一層、大きく捉えるような視点のありようを教えていただいたと思います。これから生きていく上で、非常に重要なテクニックだと感じています。
また今回の講座でもうひとつ感謝していることは、他の参加者の存在です。安心して自分の悩みを打ち明けることができる雰囲気で、そうして話しているうちに、参加者同士の悩みがシンクロしていたり、その人が改善に向かう様子に立ち会うことで、自分の力にもなったり、自分自身を客観的に見ることができたりと、多くのものを参加者のお二人からもいただきました。こうして少人数の講座であったことによって、学びも深いものになったと思います。
最後に林さんからいただいたメッセージ、「世界は自分の自覚している世界と無自覚の世界の２つしかない。世界が全て自分ごとになった時、あなたはプロセスワーカーです」これを実行していくことができれば、世界は本当の平和に向かっていくのだと思います。これから楽しみながら、自分のこの人生を使ってプロセスワークを実践していきたいと思います。
2018年12月11日
纐纈あや