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  • 解消したトラウマ一覧

まずは、前提から。

トラウマは、エネルギーの身体についた傷です。

衝撃的な出来事に遭遇したり、暴力や暴言、無視、虐待などがあったりすると、あなたのエネルギーの身体が傷つきます。これが、心的外傷(トラウマ)です。トラウマ解消セッションでは、この傷を癒します。

あなたが考えているトラウマの定義と違うかもしれません。私が癒せるのは、この定義の心の傷です。今まで500人以上のクライアントさんの1万以上のトラウマを癒してきて、癒えるか、癒えないかの違いは、クライアントさんがトラウマと思っている心の傷が、この定義に当てはまるかどうかです。

私が癒せない心の傷は、受験の失敗、退社したことへの後悔、パートナーへの嫉妬、罪悪感などです。これらの心の傷は、本人の観念・価値観が作り上げたもので、私の癒せる階層のエネルギーの体には傷がついていません。そのため、本人の観念・価値観が変わり、出来事の捉え方が変われば癒えます。そのため、トラウマとして解消はできませんが、意識変容のためのサポートをしていくことはできます。変容するかどうかは、本人次第なので、一瞬で変わる時もあれば、ずっと変わらないこともあります。

不安や恐怖症、強迫症などは、心の病いなので、これも外傷ではないため、直接解消することはできません。心の病のきっかけがトラウマであった場合、トラウマの解消をきっかけに良くなることもあります。

 

解消できるトラウマ(心的外傷)とは

ショック、恐怖感、寂しさ、孤独感などの受身な感情として表現されることが多いです。出来事の具体的なシーンが思い出されます。また、あまりに回数が多くて特定のシーンが思い出せないものでも、具体的な出来事の積み重ねなので、解消できます。
例外は、ショックが強すぎて、思い出せないトラウマは解消できません。例えば集団レイプなどで解離性健忘の場合は、心苦しいのですが解消できません。思い出せる時には解消できます。

解消できないトラウマもどき(心的自傷※)とは

クライアントさんが、出来事を理解・解釈してできた心の傷などは、エネルギーの身体が傷ついていないため、解消できません。傷ついた具体的なシーンがなく、漠然とした傷つきは心的自傷の場合が多いです。

例えば、嫉妬、罪悪感、後悔、自責の念、虫が怖い、受験の失敗、無断退社など、自分の観念や価値観が心の痛みを作り出したり、自分の被害者意識だったりした場合などです。

※心的自傷は、私の造語です。心的内傷と言っていましたが、心的自傷の方がしっくりくるために使う言葉を変えています。
 

解消できるかどうか疑問を持った場合には、お問い合わせください。


これまでのセッションで解消したトラウマ一覧

思い出して羅列しているので、うまくまとまっていません。抜けもあります。

家族関係に関連する出来事

  • 暴言、小言、あざけり、叱責
    • 「バカ」「死ね」「ダメだね」「なんでこんなこともできないの」「(世間から)恥ずかしい!」「産まなければ良かった」
    • 兄弟と比べられて、馬鹿にされたこと。
    • 預け先での虐待
  • 暴力
    • 殴られた。蹴られた。平手打ち。包丁を突きつけられた。物を投げられた。ドアを蹴られた。目の前で壁に穴を開けられた。
  • お仕置き
    • 家の外に出された。ベランダに閉じ込められた。車に閉じ込められた。土蔵に閉じ込められた。
  • 育児放棄
    • 親が帰ってこない。食事の用意がない。母親による無視。
  • 毎日、一人で留守番していた
  • 特定の相手から
    • 無視。にらまれる。不機嫌な顔をされる。嫌な顔をされる。
  • 兄弟からのいじめ
  • 物事の強制
  • 性暴力、性的虐待
  • 相手がヒステリーで顔色を伺っていたこと
  • 目撃したこと
    • 両親の喧嘩。嫁姑の喧嘩。自殺。事故死。親から兄弟への叱責。
  • 子どもをコントロールするための親からの言葉
  • 親の価値観のすり込み

胎児期・出産・幼少期にまつわる出来事

  • 胎児期の両親の喧嘩
  • 胎児期の事故
  • 中絶を親が考えていたこと
  • 難産
    • 逆子でなかなか産まれなかったこと
    • 仮死状態で生まれてきたこと
    • 吸引で生まれてきたこと
  • 帝王切開
    • 自分の生まれたいタイミングでなく、予定日よりも早く医者の都合で突如として強制的に生まれることになったこと(最近はないと思います。)
    • あらかじめ日程が決められて、親も子の準備もできていた場合は大丈夫です。

幼少期で思い出せないが聞いた話として自分が受けていた出来事

  • 入院
  • 暴力、暴言、虐待、折檻など

学校や職場での出来事

  • 同級生、先輩、後輩、上司、先生などから、いじめられたこと
    • 暴言、あざけり、ディスり、暴力、無視、仲間はずれ、陰口、トイレでのイタズラなど。
  • 先生、部活の監督、上司からの叱責、体罰、いじめ、懲罰、無視
    • 懲罰として、みんなの前で立たされる。
    • 発表させることなど、辱めを受けること。
    • 失敗を責められること。
  • ハラスメント
    • パワハラ、モラハラ、セクハラ、カスハラ、アカハラ
  • 給食の強要
    • 悪意がなくても。
    • 食べ終わるまで残された。
  • 独特の企業文化を植え付けるための叱責、洗脳

社会での出来事

  • 各種差別的なこと
  • 溺れたこと
  • 交通事故
  • 痴漢、強姦
  • 自殺現場を目撃したこと
  • 事件の巻き込まれたこと
  • 入院中の医療従事者からの虐待
  • 医者からの暴言
  • セラピストやカウンセラーからの暴言
  • 宗教関連
  • 海外で2、3歳の時、丘の上で一人でいるとすぐそばにヘリコプターが着陸したこと。
    • それ以来、ヘリコプターの音を聞くだけで、怖くなり身体症状が現れること。
  • 誰かからのコントロール、洗脳的なもの

夢に見たりして自覚があれば、前世の記憶での出来事

  • 拷問を受けたこと
  • 殺されたこと
  • 虐待を受けたこと
  • 焼死したこと

トラウマではないかもしれないけど、セッションでスッキリしたもの

  • 身近な人の自死、事故死
  • 今は物理的には治っている頚椎の痛みの記憶

トラウマではないので解消できないもの

  • 漠然とした不安感・恐怖感
    • 過去の出来事に由来する不安感や恐怖感などのパニックは解消できます。
  • 未来への不安感・恐怖感
  • 嫉妬
  • 怒り
  • 妬み
  • 復讐心
  • 罪悪感
  • 自責の念
  • 幼少期に受けた性暴力で、当時遊びの一環だと思い、傷ついていなかったが、大人になって、それは性暴力と認識して、傷ついたこと。
  • 特定のシーンに結びつかない感情
  • 自らが体験していないもの
  • 聞いた話でショックを受けたこと
  • 自分の価値観と違うことで、心が傷ついたこと
  • 自分の期待に相手が沿わなかったことで、心が傷ついたこと
  • かなりの確率で、恋愛関係の心の傷
    • 今の恋人が昔の恋人との思い出の品を大切に持っていたこと。
    • 自分の期待が裏技られたこと
  • 浮気・不倫
    • 相手から攻撃を受けた場合を除く
  • 受験の失敗
  • あがり症

 

ホルモンバランスが問題のことが多いので、別のアプローチを勧めるもの

  • 漠然とした不安感・恐怖感
    • 過去の出来事に由来する不安感や恐怖感などのパニックは解消できます。
  • 未来への不安感・恐怖感
  • トラウマを解消しても改善しなかった不眠
  • あがり症
    • トラウマは解消できても、あがり症自体が改善することは少ないです。

 

トラウマであっても解消できなかったケース

  • 本人にセッションを受ける意志がなかった場合
  • クライアントさんが、極度に他責である時
  • トラウマから逃げようとしている時
  • トラウマをないものにしたい時、トラウマを忘れたい時
  • ショックが大きすぎて、セッション中に思い出すことのできない、触れることができないトラウマ
    • 集団レイプ
    • ※思い出すことができていれば、解消した可能性が高いです。時間が必要なようです。



トラウマ解消セッションについて、図にしてみました。どうぞ、ご参考ください。
トラウマ解消セッションの図

出来事は、交通事故のような1回だけの出来事から、継続的な虐待など長年にわたり繰り返されたような出来事まで、様々です。両親の喧嘩を目撃したこと、難産や医者都合の帝王切開、幼すぎて記憶にはないけれども母から聞いた出来事、過去生の記憶、親からのちょっとした嘲りなども、心に傷を作るような出来事です。

例)暴言、暴力、性暴力、両親の喧嘩、いじめ、無視、パワハラ、モラハラ、セクハラ、嘲り、交通事故など。

トラウマ(心的外傷)は、衝撃的な出来事や他者からの攻撃などによってできた心の傷です。物理的な暴力はもちろんのこと、暴言や、喧嘩を目撃したことによっても、トラウマはできます。よくあるトラウマの原因に、子どもの頃に目撃した両親の喧嘩があります。幼い心は、そんなことでも傷ついています。

→ トラウマ(心的外傷)は、初回のセッションの1回で解消します。120分間で、多い人で10〜20個のトラウマを解消します。もっと多い方は、2回目以降のセッションでもトラウマを扱っていきます。8割の方は、すでに心のクセの変容に取り組んでいたり、終わっていたりするため、初回のセッションで終わります。

例)ショック、心の痛み、呆然とする、悲しみ、寂しさ、フリーズ、嫌な感じ、孤独感など。

トラウマ・モドキ(心的内傷)は、自分で自分を傷つけることによってできた心の傷です。出来事自体があなたを傷つけておらず、あなたの解釈によって心が傷ついている場合は、トラウマモドキの可能性があります。トラウマモドキは、出来事の捉え方のクセ、すなわち心のクセです。嫉妬や罪悪感、自責の念などは、心的内傷です。

過去の過ちや、パートナーの不倫(相手には傷つける意図はなく、話を聞いただけで、直接目撃していない場合)、中絶はいけないこととして自分を責めている場合、子どものころクラスメイトをいじめたことで自分を責めている場合、受験の失敗など。

なかなか説明が難しいですね。ご不明な場合は、お問合せください。

心のクセは、トラウマによって生まれた怒りや憎しみ、自己否定をはじめ、様々なものがあります。あなたに染み込んだ出来事の捉え方のクセ、コミュニケーションのクセと言い換えても良いかもしれません。

→ 心のクセは、初回セッションの宿題と、カウンセリングで扱い、クライアントさん自身が心のクセを変容させていくサポートをします。毎回、一歩一歩前進していきます。2、3回のセッションで心のクセが変容して、終わりになる方がほとんどです。数%の方が、5、6回とセッションを重ねていきます。そこまでいくと、初めてお会いした時と比べてクライアントさんは、別人になっています。

例)怒り、憎しみ、不安、不満足、自己否定、罪悪感、言いたいことが言えない、自信がない、男性恐怖症、特定の場所が怖いなど。

身体症状は、トラウマ、もしくは心のクセによって生まれた身体症状です。

→ トラウマが解消されたり、心のクセが変容したりすると、トラウマ由来の身体症状が改善されることがあります。ただし、身体症状の変容は、副次的なものなので、期待しないでください。

例)不眠、頭痛、偏頭痛、肩の重さ、お腹のグルグル、喉の違和感など