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セッションの感想 2018、2019年

女性60代 対人恐怖症 セッション数:対面1回

私は、ネットでトラウマ解消セッションのことを初めて知り、関西から赴いたものです。
ネットで知ったので、どんな感じか全くわからず雲をつかむような感じでトラウマ解消セッションを受けました。場所は古い建物でしたが、気持ちのいい場所という感じでした。
不思議な施術でいろいろ先生が説明してくださるのですが、よくわからないまま終わりました。でも、明らかに施術前と後で何か変わったような感じがして、治りたい自分を一番に考え、自分が何をしたいのか、そして気持ちのいいことを考えていくことによって、ありのままの自分に戻れる感覚が徐々に芽生えてきたように思います。まだ少し不安なところもありますが、残りの人生をなんとか今の自分を精一杯生きれるように精進したいです。
林先生との出会いに感謝したいです。どうもありがとうございました。
 


男子 小学3年生 セッション数:対面4回

親御さんから感想をいただきました。

小3の息子にトラウマによる不安感、フラッシュバック、不眠等の症状が強く出ており、初回セッションに車で向かう途中も待ち合わせ場所まであと少しという時に一気に不安が増してしまいパニックになり、車から降りる事が出来なくなってしまいました。

その頃の息子は警戒心もかなり強く、人に触られる事にも抵抗がある状態だったのですが、大貴さんが車のドアを開けて話をしてくださるのを慎重に観察したあと、安心した様で車から降り、セッション場所も分からないのに一人で小走りしていきました。

最初のセッションの後ビックリしたのは親も触る事をためらう様な状態が何ヶ月も続いていたのに、小さい頃のようにくすぐると大笑し、もっとやって!と言ってきたことです。

また、父親も初回セッションでスッキリしないものを処理していただいたのですが、終わった直後に顔がスッキリし、本人もなんか軽い、とびっくりしていました。

息子は家では自分の気持ちを話すのですが、セッションの時になると恥ずかしさや不安があるのか何を聞かれても「分からない」と答えてしまい、セッションも進めにくかったと思うのですが、都度様子を見ながら身体を動かしたり、違う角度から解決策を見つけようとしてくださいました。

次回は親ではなく息子自身が必要と感じた時にしましょう、と、息子の成長も見守ってくださる様な姿勢で向き合っていただけているので、親としても心強く感じられ感謝しています。

ありがとうございます。


女性30代 セッション数:対面1回

わたしはストレスが身体に出る症状で困っていました。

今まで20年近くも悩んでいて生活の質を落とす癖になっているため、なんとかしたいと思ってました。自分のことじゃなくてもその内容をしている人がいると心が乱れてしまうためトラウマになっていることがあるのかなと思っていました。 

実際受けると、昔の記憶が溢れでてきます。学生時代に先生からバカにされて悲しかったこと、 同級生に指摘され嫌だったけど我慢して過ごした経験など。。

1つ1つの苦い記憶がぼやけ、意識しないと出てこない状態になり、林さんの、嫌な記憶を切ってくださる、仕草や力強いぱちんぱちんという音が、嫌なものを追い払うような感覚がして、今まで自己否定していた癖を、悪いやつはあっちにいけみたいな、守ってくださり心強い気持ちになりました。

まだまだ出てきそうなので、プロセスの学習もしつつ、自己理解をもっとやっていきたいなと思いました。自分で自分を守ったり、癒したり、実生活での変化から大丈夫って思えるようになったらいいなと思っています。

道しるべをつくってくださり、感謝しております。 


女性50代 セッション数:対面1回

 

トラウマ解消セッション感想

先日はセッションありがとうございました。
過去25年以上、色々とカウンセリング、セラピーを受けてきて尚、なかなか生き辛さが解消されずにきている中、たまたまHPを拝見し、申し込みました。

長年、色々受けてきました。
レイキ、催眠療法に始まり、心理療法で上手くいかなければ、身体からアプローチしてみよう、AC(アダルトチルドレン)専門のセラピー等々。
セッション時には、感情が浮上し、その時は感情を抑えず解放し、あー、あれだけ出たんだから楽になるだろう、と期待してはガッカリし。
生き辛い信念を書き換えることもしていただき、しばらくは気持ちが楽になるのですが、日常生活の辛さは変わらない・・別のアプローチを探すの繰り返しでした。

全く効果がなかったわけではありません。
さすがに25年以上やってきて、多少は楽になっています。
しかし、根本的なところで解消出来ていない為、思考が変わらず、結果、選択が今までと変わらないが故に、現実の変化がないという感じです。

セッション以外、何回も何十回もセルフワークもやりました。
感情も一杯出てきて、出しました・・これだけやったから少しは楽になるかな。
そして日常的にも頭の中をグルグルしなくなったから大丈夫・・けど、ふとした瞬間、同じ感情が浮上し、また頭の中をグルグルする、涙が出てくる。
どこまでやればいいのか。
全く効果がなかったわけではない・・とはいえ、長年やってきて、この程度か・・という徒労感で一杯でした。

そのうち、良くならないのは自分が悪い、と自分を責めるようになったり、気を持ち直したり。

林さんのセッションでは、心理的アプローチ、そしてエネルギーに対してもアプローチするとの事。
少ない回数で解消すると、疑りながらも受けてみました。

林さんの話し易い雰囲気で話していると
「それかな、それやって(扱って)みよう」
「じゃあ、その時の場面を写真のようにイメージして」
NLPの手法かな、と思いつつ、写真のようにイメージし、映画を観るように切り離して観ているつもりでも、すぐに感情が浮上し、絡んでくる。
この場面、あんなにワークしたのに、まだ解消されていないのかとガッカリしていると、林さんが前で&背後で何やら怪しい動き。
すると、その場面から似たような感情の別の場面が浮かんでくる。
思い出した途端、頭抱えて ウゥーーッと辛くなる。
また林さんが怪しい動き・・ウゥーーッ、ウー、ウッ・・ん?あれっ?あれっ?軽くなっている?

何十年も過去の事が、まるでたった今現在のように感じていた感情が、林さんのリードで扱う場面(感情)がテンポよくポンポンと変わり、フルカラー(現在)から セピアカラー(過去)に変化している。
これが記憶と感情を切り離された状態?
 
(わぁーい)軽くなっている。
いやいや、セッション時は軽くなるもの。簡単に信用しちゃダメダメ。
日常生活で楽にならなければダメダメ、シッカリ観察しないと。

セッション後、1日2日経過、あえてトラウマ場面を思い出して試してみる。
・・ん?辛くない・・?ホント・・?
フラットな感じ。おぉ?
今後も思い出すことはあると思いますが、それが心をかき乱すことはないように思います。

面白かったのは、心無い他人の刺すような視線が身体に文字通り、無数の針が刺さっているように感じた事。
林さん曰く、エーテル体に突き刺さっていると、それを身をもって実感した次第です。

自分の中で『絶対的な安心感』がナイ。
それは親からもらっていないから、親からもらわなければ、と思い込んでおりましたが、林さんからの「どういう時に安心感があるか?」という質問に答えたことを「じゃあ、それを絶対的安心感として定着させましょう」という提案に、あ、親からでなくてもいいんだ、そう言われればそうだよね、何をこだわっていたんだろう、と肩の力が抜けました。

扱う課題1つ1つへのアプローチ、解消が早いこと。
他のセラピーでは同じトラウマを何度も扱って、やっと解消しますが、そうすると複数のトラウマを解消するのに回数がかかり過ぎる上、完全に解消できていないのがネックでした。
それも最低でも3~6回受けないと、このセラピーが合っているか、効果があるかないかがわからないのが時間的にも経済的にもネックでしたが、林さんのセッションではトラウマが複数あっても1つに対し1回でほぼ解消されるので希望がもてます。
私の場合、数多くトラウマが絡んでいるようなので、残りの課題も解消していただき、トラウマ解消の次は自分のテーマみたいなもの、どう行動していくのか、次のステージへの方向性を決められるようにプロセスワークも受けてみたいと思いました。

長年やってきて、徒労感で一杯で、こんなもんなんだ、もう諦めようと思ったことも多々ありました。
でも諦めず、林さんのところに辿り着けてよかったです。
ありがとうございました。
 


女性20代 セッション数:対面1回 スカイプ6回

コメント
野球選手でキャプテン、送球イップスに8年ぐらい悩んでいらっしゃいました。送球イップスは、人生の課題の末端の症状として出てきたものです。セッションはもっと大きな人生の課題に取り組み、いい意識状態の時はイップスが出なくなり、今までの意識状態の時はイップスが出るという状況まで回復しました。あと、一息。コツは掴んでいるので、最後自分の力で乗り越えると、自信につながり、野球以外の人生の局面でも、しっかりと自分の深いところにつながり生きていけるようになるでしょう。


感想
セッションを受ける前は症状はとにかく悪いものだと思い拒絶していました。しかし、最初のセッションを受けてこの症状がメッセージをくれていることに気づきました。
競技だけに限らず人生という大きな視点で見た時に克服すべき課題を教えてくれているのだと思いました。
セッション自体は、本当にこんなことで今までずっと苦しんできたことが治るのかと思うくらい斬新なものでした。Skypeでのセッションも何度か受けさせていただきましたが、毎回半信半疑というより不信感の方が強かったです。しかし、不思議と症状が軽減されていきました。
あとは自分自身で乗り越えるべきところまで来ています。本当に乗り越えられた時は心から楽しめていると思います。
今までありがとうございました。


女性40代 セッション数:1回

 
エネルギーワークは、時間をかけて効いてくることが多いと思われますが、
今回はその効果が速やかに現れました!
というのも、同日午後に受けた「トランスフォーメーション・コーチング」
にて、その効き目をはっきり実感したのです☆
先ずはサイコロ一振りで誕生し、守護エンジェルがLOVEだったり、
留まるマスが「ミラクル」を始めとする、良いものが続出!!
時間も良い具合のところで、スピリチュアルの門の前に立つことができ、
次回へ続く事となりました。

仕事でも、上司からの受け入れ難い提案に対し、その率直な気持ちを
穏やかに伝える事ができました。以前は、感情が先に立ってしまう質だった
ので、自分でも驚いています。ありがとうございました!


女性40代 セッション数:1回

 
今回トラウマ解消ワークをお願いしたキッカケは、車を運転中の不注意で接触事故を起こしてしまった事でした。また事故を起こしてしまい、人の命を奪ってしまたら・・・という不安が現実になってしまう前にどうにかしたかったからです。そして、長年の悩みで続けてきた夫の不倫問題とモラハラ、両親と障害者の兄の事などについても、トラウマになってしまっている事がありお願いしました。

解消したいトラウマが沢山ありすぎて、上手く話せるかな?と不安がありましたが、林さんの気さくな人柄に安心して次から次へと話をしていました。

一つ一つのトラウマは、短時間で簡単に楽に消えていった感覚です。最後に私の好きなパステルカラーに包まれた感じがして安心感があり、林さんからも旦那さんとの関係が変わってくるね。これからが楽しみだね~お父さんにメタャメチャ愛されていたんだね~車の事故も意味があるからと、事故の意味を教えて貰い安心感を感じました。

観音様や女神様のキーワードも自分で自分を守っていけそうな気がしました。

林さんから「人目が気になって自分を出さずにいる。」と言われて、自分を制限してきたそんな生活からやっと解放される希望を感じています。

実生活での今後の変化が楽しみです。


インタビュー 40代 男性 セッション2回

 
━━━1回目、2回目を受けてみて、どうですか?

そうですね。1回目はいじめの場面を思い出すと苦しいということが、まず取れて良かったです。ただ、セッション後3週間ぐらいたって、トラウマが取れたのはいいのですが、自信は全然ないから、私生活は何も変わらなかったんです。トラウマがなくなれば、自信が自然と湧いてくるものかなと思ったんですけど、その自信は湧いてこなかった。自信がないので、怖い上司がいれば、ビクビクします。

2回目のセッションで、憧れの人に成り切るということをしてみると、自然と下っ腹に力が入ってきて「ああ、なんか堂々とできるな」っていう実感がありました。2回目は自信を見出す、エネルギーを満たすということを、学びました。以前は、成り切るというのが、虚勢をはるのと同じだと勘違いしていました。2回目に受けたセッションの説明で、虚勢は頭で演じていて、心はビクビクしているものだったことに気づく事ができました。虚勢は、エネルギーを満たすのとは違うことだと思ったので、自分が憧れる人間になったつもりになって、まず体のネルギーを満たさないと、どうにも自信は出てこないなぁと思いました。

 
━━━このセッションはどんな方にオススメですか?

優しい人。
すごく優しくて、人に気を使いすぎてしまう人。トラウマの過去がある人。子供の頃の虐待などで、自分に自信が持てない人。アダルトチルドレンとか言いますよね。そういう人や、とてもいい人に思われるような人に勧めたいですね。

 
━━━1回目のセッションはどうでした?
   トラウマを取る時の体の変化、自分の中で起きてたことってどんなことですか?

あれは、すごい効きましたね。
嫌な感情が、場面を思い出しても、あれ、ないって。
凝り固まっていた感情があるんですね。固まった感情というのは、石みたいになんかこう、ぜんぜん溶けないんですよ。中学から、ずーっとこの感情を取りたいんです。固まっていて、何にもビクともしないんですよね。
いじめの時にあった感情が、こう溶けたというか、溶けて、うわーって。この感情をいつも取りたかった。ガーってこう、固まっていたものが、やっとなんかこう、柔らかくなって、発散されたっていう感じだったんですよ。
それが、気持ちよかったです。今までにはありませんでした。

 
━━━「トラウマを思い出して辛い」と言うようにはなからなかった?

ならないですね。
中学の1年時が一番ひどかったんですけど、それが、あれ以降ないんですよね。思い出しても、あの惨めだった気持ち、わーって苦しいのが、トラウマ取った後は思い浮かばなくなった。

 
━━━思い出すことはできても、出てこない?

ほんと、過去として清算できた様な感じなんですよね。
ずーっとそれを引きずっていたものが『終わったこと』なんだっていうことに、初めてなれたんですよ。『もう、これは終わったことで、これにこだわる必要はないんだ』っていうように、なったんですよね。初めて。
これは、他の人も受けた方がいいですね。虐待を受けた人とか。

 
━━━セラピストから見ていると、トラウマを取った後、その裏に怒りとか、何かしら、人生の課題があったりするので、そこをサポートしていかないと、次に行けない感じがします。
トラウマセッションを1回受けた方は、その後日常生活で回復していくと思います。ただ、1人で回復するのにはちょっと時間がかかるところを、プロセスワークでサポートしていくと、より早くいい感じになる気がしますね。

なるほど、そうなんですね。
トラウマだけとっても、どうやって生活していったらいいかわからない。トラウマが取れたら、全てが終わる、自信がみなぎってくるんだろうと思ってたんですけど、結局、全然自信は湧いてこなかったんです。
でも、今日の2回目のセッションで、方向性が見えました。今回のセッションの説明を聞いて、やっと、なんでそういう関係になってしまうのかが、ちゃんと腑に落ちました。

 
━━━よかったです。どうもありがとうございました。
 

ありがとうございました。 

 

*** その後 ***

4回目のセッションの前に、パワハラ上司とアクシデントにより、2時間2人っきりになる機会が訪れましたが、逃げずに向かい合い、普通に過ごすことができました。そして、その日がなんとその仕事の最終日。転職し、翌日から新しい職場に行くのでした。まさに、卒業試験のような最終日、見事に試験をパスして新しい職場に行きました。
 
今回、パワハラという課題をクリアしているので、新しい職場ではパワハラ上司は現れず、平穏に過ごされているそうです。
 
トラウマ解消セッションは、4回で完了でした。
 


女性30代 セッション数:3回

20歳の頃から鬱状態でいる時間が長く、時々躁状態になって万能感を持つのだけれど、結局怒りが爆発したり不満を募らせたりして、人間関係も仕事もうまく続かないということが続いていました。

精神科のカウンセリングやピアカウンセリングにも取り組んだけれど、トラウマを思い出しても、それをどう取り扱っていいか分からず、かえって辛くなってしまっていたので、トラウマ解消セラピーが1回でも効果があると聞いて、やってみたいと思いました。

二年前に同居していた男性との関係を解消したあと、住んでいた街にもいられなくなり、その場所にいることを思い浮かべるだけでつらくなってしまい、行動範囲がかなり狭まりました。田舎での短期滞在を繰り返していましたが、街に帰ると光や音にも敏感になって、電車に乗るのも怖くなりました。

そこで自宅の近くの安心できる場所を用意してもらい、その場所を運営している女性に同席してもらってセッションをしました。

最初、思い出しやすかった「子供の頃の嫌だった思い出」について取り組みました。
(いまその出来事を思い出しても、その時の嫌な気持ちはありありとは思い出せません。どこか他人事という感じです。その人とも新しい関係が始まっていて、不思議な感じです。)
そのあと憧れの人のイメージを身振り手振りでやってみたり、押してもらってそれを押し返したりとか、体を使ったワークをしました。
体を動かしてるうちに「指揮者」というイメージがでてきました。私は学生の頃に団体のリーダーをしていましたがそれぞれの人の持つ長所をいかしてひとつの活動を作ることに喜びを感じていたことを思い出しました。

初回のセッションのあとも色々な思いが出てきましたが「指揮者」になった気分でこの状況をどう乗り越えていくか?という問いを投げかけられました。

2回目では人に相談したり、人の相談に乗りすぎる自分を課題に挙げて取り組みました。目の前にあったぬいぐるみを自分だと思って、言いたいことを言ってみました。 

「友達に相談しない」「人のアドバイスは選んできく」「相談にのりすぎない」「人と自分の課題をわける」ということをメモして実践しました。

3回目、都心に行くことにチャレンジしました。
前に一緒に仕事をしていた人を思い出すと、すごく嫌な気分なので、そのことについて取り組みました。その人はすごく自信満々で、王様みたいで偉そうで嫌でした。自分が王様になってみてと言われて驚いた。もし私が王様だったら、彼女のようにみんながやりたいことを聞いておきながら自分のやりたいことを優先しないだろう。「私が王様だったらどうするか?」を考えてみました。

トラウマを取り扱うというのは、辛いことを思い出すことだから、そのこと自体が辛そうだなというのは思っていたけれど、それほどではありませんでした。

「躁も鬱も大事なメッセージだから、そのメッセージを十分受け取れれば、その意識の状態に行くことはない」という言葉で安心しました。

なぜ鬱になってしまうかといえば、相手に合わせて自分を抑えてしまったり、相手の期待に応えようと無理をしてしまった結果、そうなっていることを思い出しました。

今度新しい関係をつくるときは、最初からダメな自分を見せていくようにしようと思います。

まだ元の自分になってしまいそうな、揺り戻しもありますが、「指揮者+王様」の気分でやってみます。

人と自分との境界を意識するために、プロセスワークをもう少し学びたいと思っています。


男性30代 セッション数:3回

10代と20代のときにそれぞれ同性からの性暴力の被害を受けました。

これまでの人生において、ほとんど誰にも言えずにいました。結果、その後の人生において、「言う」、「伝える」「自分を表現する」というコミュニケーションについて悩むようになりました。

そのためか、20代を過ぎてから自己啓発や自己理解の時間を作りました。「自分は何者で、何を伝えたいのか」という問いに対して向き合ってきたのかもしれません。

これまで行ったこととしては、ゲシュタルトセラピー、プロセスワーク、ヨガセラピーといった身体系の心理療法を通じて自己と他者、自己と自己の関係性をみてきました。どのアプローチも心の奥底にしまっていたものを出すということにおいて、丁寧かつゆっくりと味わいながら行うことができました。

しかし、そのトラウマを出した後、そのトラウマをもった自分と今の自分を、どうやって折り合いをつけて生きていけばよいかわかりませんでした。その間、同じ性暴力被害者や支援者、支援機関との出会いがありましたが、そこでまた傷つくこともありました。

そんな際、4年くらい前に受けた林さんによるプロセスワークのセッションを思い出し、何か詰りをとりたい、そんな思いでコンタクトをとりました。

セッションでは、今までの自分を受け入れつつ、これからの自分をみていく、そんな作業でした。
トラウマを思い出して、疲れる自分
トラウマに関連することを恐れる自分
トラウマを受け入れ、新しい自分を生きる自分 etc

そんなたくさんの自分に出会い、それぞれが出会い、みんな「自分なんだ」ということをゆっくりと丁寧に進めることできたセッションでした。

また、性暴力以外のトラウマも見ていくなかで、自分が弱い立場にいる人のロールに冒されやすいというパターンがあることに気づきました。いつも感じるの謎の疲労感、ときには怒りなどの原因のひとつが分かった気がします。

今は、これまで蓋をすることに使っていたエネルギーをどのように自分のために使っていこうか考えているところです。


女性50代 セッション数:1回

自分にトラウマというものがあることさえも認めたくなかった。
50代になって不思議なほど昔のことを思い出す機会が増え、その度にズキンと胸が痛くなることがあった。
なんとかした方が楽になるよ、という潜在意識からのお知らせだったのかも知れない。
母との葛藤や、私の生きづらい性格など、ずっとずっと蓋をしておきたかったことをどうにかするのは、並大抵のものでは無理だろうと思っていた。
これまで、催眠療法、レイキヒーリング、クラニオセイクラル、気功、などヒーリング目的でセッションを受けたことはある。
どれも心地よく素晴らしいものだけど、私の根深いものをどうにかする、というところまでは辿り着かなった。
もしあったとしても、自分の根を掘るような辛そうなことはあまり気乗りはしなかった。
ある日、大貴さんのセッションの案内を見て希望を感じた。
セッションは痛くもないし、辛くもならない、1回でも効果がある、高くもない。
そして日常に活かせるものである、ここに何より魅力を感じた。
私はやっぱりこの重たい苦しいものをどうにかしたくてたまらないんだ、とやっと自分の感情を認めて明るい気持ちでセッションに臨んだ。
 
大貴さんにお会いすると溢れるように言葉が出てきてしまった。
聞いてもらっているようで自分に言っているようで、そうかそんなこと思ってたんだな、と気持ちの整理がつく。
一つずつ確認して、一つずつ中和させていくような作業。
トラウマができてしまった原因やきっかけ、対象者はもちろんいるけれど、でも誰も悪くなはい。
相手も自分も。その出来事さえも。
ここが一番幸せを感じた時だった。

一時的なヒーリングやセッションを受けても、日常を生きる私たちはすぐにモヤモヤが襲ってくる。
定期的なケアが自分で、日常生活の中で継続してできたら。。
それが大貴さんのセッションでできると感じた。
痛みを伴ったりすることなく、ふわっと軽やかにちょっと楽しく。
苦しみ癖のついてしまった人はなんでも重たく考えてしまうけど、そこからの解放。
肩の力が抜けて、悩んでいた自分が愛おしくなる感じさえあった。
 
セッション終了時、今の状態を表現すると私は大きな◯を書いた。
everything OK。
感情を解放し、視点を変えるサポートをしてもらい、明るい気持ちで日常に戻っていけそうだと思った。


女性40代 セッション数:1回

 ここ数年間、自分の仕事における創作活動が足踏み状態であることにずっと焦りを感じてきた。とにかくこれまでのように、積極的にトライしようと、自分なりに色々と試みてきたのだが、おもうような結果が得られなかったり、頓挫してしまったりということが重なり、どうしたら次の一歩を踏み出せるのかがわからなくなってしまっていた。自分の中のトラウマと関係しているのか、そんなことが気になって、今回個人セッションをお願いした。
 
 林さんとの一対一のセッションで、これまで自分の中で堂々巡りを繰り返していたことを整理して、そこからキーになりそうなワードを取り上げて、なぜそうなのかを考え、アドバイスをいただき、ひらめき、そしてさらに考え、少し角度を変えた視点をいただき、考えを繰り返していくうちに、自分の中にしまいこんでいる感情や、思いグセなどがどんどん明確になっていった。
 
 特にその作業の中で、自分の大きな気づきになったのは、今自分が暗闇にいるとして、どの方向に歩いていきたいのかを、実際セッションを行なっていた部屋に置き換えて自分自身の足で歩いてみたことだった。そこでわかったのは、このまま迷わずまっすぐに歩いていけばいい、という確信だった。今は立ち止まっているけれど、歩いていく方向も目的地も、実は心の奥深くの部分では既にわかっている、という自分を発見したのだった。
 
 もうひとつは、自分は過去の成功体験から、今度の自分の仕事で失敗をしたくない、という気持ちが強くあることを自覚したことだった。でもその失敗は、他人からの評価ではなくて、自分自身がその物事に全身全霊で取り組めない、自分自身が納得できない結果を招くことを、自分は失敗と考えているということがわかったのだ。さらには、過去に自分が失敗したな、と思ったときのことを思い出してみましょう、と言われた時に、何も思い出せなかったこと。これはすなわち、自分は過去のことをどれも失敗とは受け止めていない、ということに気づいたのだった。これはものすごく大きな気づきだった。
 
 自分は、実は既に答えを知っている、これから何をすればいいかを知っている、という気づきを得られたことによって、大きな安心感とこれからの勇気をいただいた。様々な手法で林さんに導いていただいて、行き着いたものだった。
 
 その翌日、誘われて出かけた演奏会で音楽を聞いているうちに、自分の生涯おいてのテーマがなんなのかが、閃くように自分の中に降りてきた。きっとこれも、林さんとのセッションからつながっていたことだったと思う。
 ありがとうございました!!

2018年 11月30日